本項は、後世の視点から、客観的で最も正確と考えられる資料を基に記されるものである。従って、内容の正確性は完全ではないこと、参考となる資料に新たな発見があった場合や、過去に参考にされた資料が否定された場合、本項の内容は随時修正され、常に現在の記述が最も優先されるものである。また、本項はフォーゲル君主国の過去から現在(※2)に至る概略を主旨としており、時代により変動する国家情報にあっては、各時代の詳細をそれぞれ別項にて記述するものである。
国名について
フォーゲル君主国は中世に起源を持ち、現在の王家による支配が確立された時点を建国年としている。当時はフォーゲル王国(Vogeland)と名乗っており、国名が変更された後にあっても主に口語ではこの時の「フォーゲラント」という呼び方が慣習的に続いている。
その後時代は下り11世紀、現在フォーゲル君主国南部となっている地域を併合する際にフォーゲル帝国(Vogel Emperadorreich)と国名を変更し、その後内戦を経て再び南北が統一されるまで続く。そして再統一時、現在のフォーゲル君主国(Vogelreich)となっている。