アルフ・キュイステ軍は総司令官を大公としている。
指揮系統は右記図のように分岐し、軍団・師団・旅団は最多で第6までが存在する。
陸海空の三軍は、見て取れるように攻撃・遊撃を担当する指揮系と防衛を担当する指揮系が明白に分かれていることが特徴である。
これは無論、互いの行動に対して協力をしないという意味ではなく、統合本部の調整の元、必要に応じての指揮権の一時的移譲を前提としている。そのため、軍内での合同演習や交流会は国策として盛んであり、事態発生時にスムーズでフレキシブルな運用が可能となるよう備えている。
立地上、三軍の中でも海軍が最も重視されており、規模も大きい。
航空軍は近年海軍から独立した。
また、大公の直轄護衛室と情報局麾下の実働特務班はライバル関係にあり、双方軍内でもトップクラスの精鋭で構成され、諜報や破壊工作を行う。